レーシングDiary
2005.4.9〜10 鈴鹿Fun&Run RoadStarWars I
「まずは準備から」
大昔(約3年前)のFun&Run出走から、ちょこちょことマシンをいじってます。ホイールがマルケジーニに換装。FブレーキマスタをCBR1000RR純正ラジアルマウントに。リヤサスに3mmシムをかませリヤ車高アップ。ラジエタをノーマルからGSX-R-1000用JSBキットパーツのBIGラジエタに。タイヤは前後D207GPからBT012-SSです。直前に行ったのは、Fブレーキを純正TOKICO6POTからブレンボ4POTに変更。あとはマシンを掃除して、保安部品を外してテーピングを行ったのみです。
「特別スポーツ走行1本目」
別のクラスに出場しているK氏が、車検に行ってしまった為、車検から帰ってくるまでの間は、タイムを取ってくれる人がいません。
とりあえずFブレーキが新しくなっているので、それに慣れるのと、車体の前後のバランスを見ようと思って走行。
Fun&Runに出るのは久しぶりです。7周ぐらいはリハビリのつもりで流して走ります。しかし、いまどきのリッターバイクは速い。ストレートでとんでもないスピードでCBR1000RRに抜かれてしまいます。この辺りまではブレーキの感触になれるため、1コーナー進入は200M看板からブレーキングとかなり控えめなブレーキングでした。
8周目、少しなれてきたので、ペースアップしようとして、ストレートで抜かれたCBR1000RRに1コーナーで迫りました。スピードメーターが見たこと無い数字。280Km./h弱を指しています。でもまだ150mぐらいのところなので、きっちりブレーキングして、普通にコーナーリングできるはずでした。
ところがどっこい。フルブレーキをしたところ、ぎゅ-っとブレーキが利いてくれて減速しかけたところで、突然、ぐぐっとFブレーキがロックしたかのように利きました。なんじゃこりゃ!?あわや前転かと思わんばかりのジャックナイフ状態!!93年?の日本GPノリック1コーナー吹っ飛び事件を思い出しました。ああ、このままいっちゃうのかなあ、と思いましたが、なんとかFブレーキをリリースすると、前転せずにはすみました。
が、減速できずにまっすぐグラベルへ直行。見事にグラベルにはまってしまい。左にこかしちゃいました。
う〜ん、走行時間あと30分は残ってるんだけど。
オフィシャルにマシンを押してもらおうとポストに行って再スタートしたいんだけど、と言ってみたのですが、今日はマシンを押してくれる人がいないので、自分でなんとかグラベルからでれるんだったら、再スタートしても良いよとの返事。
で、自分でなんとかしようとしましたが、埋まったまま脱出できず。エンジンもかぶっているのかかからないし。残念ながらあきらめることに
「特別スポーツ走行2本目」
1本目すぐに終わってしまったので、2本目はとにかく最後まで走りきって、Fブレーキになれることを目標に走行。
タイム的には1分1秒〜3秒ぐらいの間を行ったり来たり。1コーナーでかなり控えめに走ってるので、まあこんなもんか。
「予戦」
目標は、昨日の悪夢を忘れ、1コーナーも頑張って突っ込むこと!
そして、タイム的には1分をきること!!
いそいそと準備します。予戦はなるべく前から出て、自分を抜いていったマシンのうちついていけそうなマシンに金魚のフンのようについていく作戦でGo!です。
早めにコースインゲートへ向かいます。
結構前の方に並ぶことができました。
頑張って走ります。
こうやってみると、もう少しケツを後ろにずらして、もっと頭を低くする必要がありますね。↓
結果、タイムは目標には遠く及ばず。1'01"095で、予戦31台中17位でした。
「決勝」
目標は無事完走!、そしてタイム的には1分を切ること。予戦より1つでも順位を上げること。
それと、C-2カテゴリでは予戦2位のドゥカティ以外に速いマシンがいないので、なにかトラブルが起こって、カテゴリ優勝をGetすること。(他力本願)
決勝はグリッドに整列した後、1周のウォームアップラップを経て、10周のレースがスタートします。
ますは、グリッドにならびに行きます。(↓写真一番左が私)
グリッドに並びました。
選手紹介があります。
記念撮影なんかして見ました。↓
ウォームアップラップ開始です。
結構気温が高いせいか、最初からタイヤのグリップ感は良いです。
よ〜いドンで決勝スタート。スタートは完璧に決まり5台ぐらいは一瞬抜きました。
が、2速3速とあげていくうちにパワーの差でリッターバイクにどんどん抜き返されます。
1、2コーナーではアウト側のラインを取ったのですが、アウトを回りすぎて2コーナーでコースアウトしそうになるし、結局10台ぐらいに抜かれた気がします。
ま、とりあえず淡々と周回をこなし徐々に前の集団を追っていました。
が、7周目あたり、S字の1つめの進入でCBR600に追いつき、アウト側から抜きに行こうとしたところ、インについていたはずのCBR600がなぜかアウト側に寄ってきます。ひえ〜ぶつかる〜、俺のラインが無い。まっすぐ行けというのか〜〜?!
なんとか、減速してフラフラとS字はクリアすることができました。
が、後ろのマシンにもつかまっちゃうし、モチベーションは下がりきりました。
もう前は追わなくていいや、完走できればいいや、と頭のスイッチが切り替わりました。
後続にも抜かれ、結局19位でチェッカー。ベストラップはなんとか更新し、1'00"914でした。
う〜ん、目標のうち達成できたのは、「完走」のみ。
まあ、一番大事なことですけどね。
「レースを終えて」
レースを終えて、ピットロードに入ってくると、オフィシャルが私を止めようとします。
さては、ドゥカティが転倒でもして、俺がカテゴリ優勝か?とかなり喜びました。
が、どうやらそうではなく、コントロールタワー3階に行けとのこと。
え!?俺ってなんかやらかした?黄旗無視とか?
タワーに上っていくと、どうやらダブルチェッカーらしい。
え、だって俺はチェッカーと同時にブルーフラッグ受けたよ。ちゃんと旗の指示どおりに走ったのになんでダブルチェッカーで注意うけなあかんねん!!
「あなたフラグの意味わかってますか?」とか散々言われて、わかってるっちゅうねん。事実は事実で認めるからはよ返してくれ。結果的にダブルチェッカー受けたのかもしれんけど、俺は旗の指示通りはしっただけで、チェッカー受けないよりはええやろ。と10分ぐらいもめる。
で、ピットに戻ったところで、ことの原因が発覚。
オフィシャルのミスでトップのライダーはチェッカーを受けてないらしい。で、その後にきた俺たちの集団のタイミングでブルーフラッグとチェッカーが出た模様。そりゃ、俺はもう一周走って当然やがな。
「最後に」
無事完走して怪我無く帰ってこれてよかった。
マシン的には1分切れるはずなんだけど、残念ながらブレーキのタッチになれていないせいか、マシンのポテンシャルを引き出すことなく終わってしまいました。次こそは1分きるぞ!!